Professional Cross Talk vol.1
技術×サービス×育成
異なるキャリアパスを持つ小幡・神津のクロストーク
スカイアーチネットワークスでは、様々なキャリアパスを歩む社員が働いています。本シリーズでは、異なる背景を持つスカイアーチ社員同士が、技術とサービスを融合させながら、多様なキャリアパスの築き方や、仕事へのモチベーションなどを語ります。
最初となる本稿では、マネジメントと開発のプロフェッショナルで入社時期も近い二人にフォーカスしてお届けします。
カスタマーインティマシーが繋いだ、スカイアーチネットワークスとの出会い
Q. お二人の入社経緯について教えてください。
神津:
私は新卒でSIerに入社していました。サーバールームで自社のサーバーを管理していたのですが、とあるプロジェクトをきっかけに、サーバーを増設することになりました。そこで当時黎明期であったクラウドに興味を持ったんです。当時今ほど知る人もいなかったクラウドを取り扱っている企業数社に問い合わせをしたんですが、そのうちの1社がスカイアーチネットワークスでした。とても丁寧に対応してもらえたのが今でも印象に残っています。
実は当時、私は転職活動をしていました。クラウドへの興味、対応での好印象があり、問い合わせがきっかけで、スカイアーチに転職することになりました。
小幡:
私は新卒でスカイアーチネットワークスに入社しました。もともと大学でプログラミングを学んでいて、その道を進もうかと思ったのですが、就活時に自分よりもっとすごいエンジニアがたくさんいることを知り、エンジニアだけではない、ITの職種を探すようになりました。探す軸にしたのは、大学時代でのアルバイトの経験です。ずっと接客業をしていて、楽しさを見出していたので、IT×サービス、つまり技術力とコミュニケーション力の両方が必要とされるような仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで出会ったのがスカイアーチネットワークスです。
就活フェアで説明を受けたとき、フレンドリーな印象を受けました。自分が活かしたかったコミュニケーションを大切にしていると感じたので、面接を受けることに決め、今に至ります。
やりたいを追求した結果、生まれた2つのキャリアパス
Q. 実際にスカイアーチネットワークスに入社してからは、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
神津:
私は最初、データセンターの業務を半年経験し、その後新設された自動化推進グループに異動しました。そこはクラウドを活用し、社内向けの自動化ツールを開発するチームです。私のやりたいことにぴったりなチームでした。数年在籍したのち、後半は社内での開発経験を活かし、お客様のシステム開発やサーバーレス、コンテナなど、新しい技術を取り入れた開発に携わっています。自身での開発は楽しみを見出していることもあって今でもしますが、数年前からプレイングマネージャーのような立場になって今に至ります。
小幡:
私は新卒から入社したのち、最初の3年程で構築、運用保守など、一通り様々な部署で経験を積みました。その頃大連の立ち上げの話があり、真っ先に手を挙げ、1年ほど中国で現地のマネージャーとして赴任しました。10年ほど前になりますが、その時のマネジメント経験が、今の素地になっているように思います。神津さんとの接点はその頃で、マネジメント研修を一緒に受けたのを覚えています。
その後日本に戻り、社内の人材開発に携わったりしていましたが、福山市に関連会社であるスカイアーチテクノロジーズを作る際、取締役として立ち上げを経験しました。ここでもやはり中国での経験が活きました。現在は福山市と東京を行き来してマネジメントに取り組んでいます。
Q. お二人は今どういった役割で働いているのでしょうか。楽しさについて教えてください。
小幡:
私は教育と組織作りに注力しています。例えばスカイアーチテクノロジーズの運営もその一つです。まだできたばかりの会社なので、初期教育をどのようにするか企画し、実行しています。基礎ができていないと、開発から運用保守の連携がとれない、皺寄せがいってしまうなど、中長期的に健全でないサイクルができがちです。そういったことのないようなインプットができるよう、心がけています。もともと経営者になりたかったこともあり、今やりたいことができていると思います。
神津:
私はお客様へのヒアリングや提案活動を複数件同時に並行して進めています。また、今後我々が取り組みたい新しい技術検証も行っています。おおよそ半々くらいの配分でしょうか。新しい技術に触れつつ、それを取り入れて提案活動もできるので、新しい技術好きとしては、このサイクル自体楽しんで働いています。
小幡:
組織作りに関連して、組織設計も行いましたが、当初なかった職種に神津さんがなっているのは、感慨深いですね。
神津:
そうですね、私のシニアエキスパート、またその下のスペシャリスト職は比較的新しくできたロールですね。シニアエキスパートに求められるのは、お客様へ専門性を提供するだけでなく、チームへ自らのナレッジを広め、身につけてもらうことです。私は当初、エンジニアとして新しい技術と開発に携われることへの興味から入社しました。
しかし、これほどに進化し続けるクラウドのパワーを、入社以来、様々な現場や自分自身で技術に直接触れることで、目の当たりにしてきました。同じ要件でも、日々最適解が変わる開発の環境で、お客様やチームと一緒になって課題に取り組み、工夫し、解決していく過程に、今では面白みを感じています。特に規模が大きな開発となると、その分トラブルも多くなりがちです。クラウドの真価が発揮されるので、学びも多くなりますよね。
思い描くスカイアーチの未来は
Q. お二人の今後の目標について教えてください。
小幡:
私はこれまでの経験がきかっけで、AWSのトレーニングパートナーになることが決まっています。今まで培ったものを社内だけでなく、社外にも伝えていきたいですね。
神津:
これまで通り実務には一定参加しつつ、クラウドのパワーを伝えていきたいと思っています。私はAWSのアンバサダーに選定されています(※)。クラウド市場規模は広がっていると言われていますが、日本はまだまだです。AWSでは費用やスキル支援のパートナーシップがあるので、それらをお客様へ届けていきたいと思います。
Q. 最後に、スカイアーチネットワークスへジョインしたいと考えている方々へメッセージをお願いします。
神津:
私はもともと電子工学、機械工学をやってきているので、コンピューティングは成果が目に見えるのが早いことが魅力だと思っています。クラウドであればなおさらです。成果や変化、スピード感を実感するのを楽しめる人はITに向いていると思いますね。加えて、お客様に喜んでいただけるものづくりをモチベーションにできる方はぜひジョインしていただきたいです。
小幡:
マネジメントの観点からは、その人の個性を伸ばしていきたいので、個性を自覚しているのが大事だと思っています。新卒の方は、その仕事が自分に合うかどうか、自分の強み弱みは何か悩みがちですが、入社してからも考えることになるので、考えるのをやめない人がいいですね。
何より重要なのはスキルというよりも、安心して任せられる人となりです。スカイアーチグループのバリューにも「信頼」という言葉が含まれておりますが、スカイアーチグループのバリューに共感し関係性を築いていける仲間を増やしていきたいと思っています。