スカイアーチ創業ストーリー

FOUNDING STORY

スカイアーチ創業ストーリー

あなたの側で、あなた以上に考える。
どれだけ時代が変わっても、私たちの根っこにあるもの。

中村 寿之

専務取締役 創業メンバー
Q.なぜ創業メンバーに参画しようと思ったのですか?

新しいサーバー管理の方法の確立と、事業に将来性を感じたからです。

実は創業メンバーの7人は全員が前職の同僚。創業前には、私はその会社を辞めてWeb制作会社でデザイナーをやっていたのですが、あるとき創業社長である江戸から一本の電話が。そこで会社を新しく立ち上げるから手伝ってくれないか、と言われました。話を聞いて即答。創業に参加することにしました。当時サーバー管理の仕事はとにかく人海戦術で成り立っていた仕事。24時間だれかが起きて見守っていないといけない。すると当然どこかで疲弊し、うまくいかない状況が起こってしまいます。そんな状況を改善する仲間を守る体制を生み出す会社をつくりたいという想いに、共感しました。またその頃NTTドコモがi-modeをスタートしはじめていて、これからの時代は通信インフラがもっと拡大することを感じていました。ならば必然的にサーバーの需要も増えてくる、自分たちがやろうとしている事業は将来性があるに違いないと思い、創業に至りました。

Q.創業時のエピソードを教えてください。

「VPNはじめました。」
コピーもデザインも手探りの中の雑誌広告への出稿。

創業メンバー7人のうち、3人は技術で残りの3人は営業という役割でした。じゃあ私は?という中で、それ以外の会社の業務全般を担っていました。まず営業に行くにも名刺がない、じゃあデザインをしよう。宣伝するにも何もない。じゃあ自社ホームページやチラシをつくろう、SEOはどうする?といった風に一つひとつ模索しながら自分たちらしいやり方を作り上げていきました。そうそう。そのとき雑誌広告も自分たちでつくりました。「VPNを始めました」と会社名だけが書いてあるシンプルな広告。本屋さんで並んでいるのを見たときは嬉しかったですね。そんな風にすべてが手探りで仕事が進んでいました。創業したときはそんな風にバタバタしていることに加えて、お客様が全然いないので大変ではありましたが、不思議とつらいと思うことはありませんでした。それよりも自分たちで仕事を作り上げている実感と、当時は希少なLinuxを扱えるエンジニアが所属していたためi-modeなどの通信インフラにも携わることができて、やりがいはとても大きかったです。「iメニューのこれだけにうちのサーバーが携わっているんだぞ」と社内で話しながら、モチベーションを高めていましたね。

Q.スローガンに込められた想いを教えてください。

あなたの側(そば)で、あなた以上に考える。
これは私たちのすべてを体現している言葉。

「スカイアーチがもし潰れたら、うちの大事なデータどうするの」創業したての頃、お客様の元に足を運んでも必ずかけられた言葉です。そして「3年経ったらまた来てちょうだい」と帰り際に言われました。それぐらいサーバー管理というのは会社の根幹に関わる事業です。自分たちの意義を確認しつつも、一向に抜け出す手段が見つからない。そんなとき転機が訪れました。ある大手出版社様からの一声でした。小さな業務から一つひとつ信頼を構築して、大きな取引へと発展していっていたお客様。スカイアーチの会社の実績に社名を出しても大丈夫、なんなら導入実績も協力する、と申し出ていただいたのです。そこでせっかくならと雑誌の企画で記事にしてもらいました。そこから一つ二つと仕事が増えていきました。どうして協力してくれたのですか、と聞いたとき、「だってスカイアーチは裏切らないでしょ。そういう信頼関係が私たちにはある。いつも困っているときに私たちを守ってくれる。だったら私たちも何かできることをしないと」と言ってくれたのです。胸の奥から込み上げてくるものがありました。自分たちの信じてきたスタンスは間違っていなかった。そんな想いを形にしたのが、会社スローガンの「あなたの側(そば)で、あなた以上に考える。」という言葉。これまでも、これからも。たとえ事業が変わったとしても、私たちの真ん中にある大事なスタンスです。

Q.これからのスカイアーチが目指す方向について教えてください。

お客様のビジネスパートナーとして
最適な解を打ち出していくこと。

お客様自体が求めているのは、ビジネスを成功させるためのパートナーであるか。その一点に絞り込むことができます。そのために私たちは何をできるのか。サーバー管理の仕事の質をもっと高めていくことは大前提。ただ現在行っているLinuxの保守などは、市場自体が縮小傾向にあるためそこにしがみついていく必要はないと思っています。よりお客様と同じ目線に立って、何がいちばん大事な選択肢なのか。そのマネージドの部分を担っていきたいと思っています。その戦略を実現するために、技術があるのです。「あなたの側で、あなた以上に考える。」このスローガンを実現するために、組織に体制もしなやかに変化し続けています。これから先のスカイアーチの形はきっと大胆に変わるでしょう。でも根っこにある大事なものは変わらない。進化し続けるスカイアーチを楽しみにしててください。

スカイアーチは、あなたを待っています。

ENTRY